第53話 湖畔のキャンプ場#2

おはなし

研究所の玄関前で、一人でブツブツつぶやいているナスビー博士。

博士の目の前には、ナスに4本の割りばしで足をつけたお供え物のようなものが、たくさん、置かれていました。

クリビーたちは、少し遠くから博士の様子を見て、小声で話しました。

クリビー「博士、元気なさそうだね。具合でも悪いのかな?」

モモビー「なんか、ヘンなお供え物に独り言を言ってるぜ。気持ち悪いな!」

ネギーン「もしかして、悪霊に、憑りつかれているんでしょうか・・・?」

モモビー「えー!?悪霊!?やめろよ、ネギーン!」

ネギーン「冗談ですよ!ただ、ちょうど今の時期は、死者がこの世に戻って来る時期だと、言われてますから。あのお供え物は、死んだ人に捧げるものですし・・・。」

クリビーたちの世界にも、夏の終わりのこの時期に、お盆のような行事があるようでした。

クリビー「ちょっと、話しかけづらいね!また今度、出直そうか!」

モモビー「賛成!おれっちたちも悪霊に憑りつかれたら嫌だしな!」

ネギーン「モモビー、悪霊というのは冗談ですよ!驚かして、すみません!」

モモビー「ほんと!やめてくれよな!」

クリビーたち3人は町はずれにある研究所の方から、町の方へと変えることにしました。

ところが、その帰り道を歩いてすぐ、マルナス助手と、ナスミさんが立ち話をしているのを見かけました。

つづく